皆さんこんにちは、ドラム講師の片平です。今日の記事は簡単ドラム。Bump of Chicken『アカシア』の簡単ドラムにチャレンジしてみましょう。
『アカシアのドラムを演奏したいけど、原曲のままだと難しい…。』そんな悩みを解決する為に、この記事では初心者の方も演奏しやすいアレンジをしたバージョンの『アカシア』のドラムを紹介します。今までにレッスンや動画のために何百という曲のドラムをアレンジしてきましたのでお任せください!
難しい曲でも1つずつ取り組めば大丈夫。それでは早速見ていきましょう。
『アカシア』ってどんな曲?
『アカシア』は2020年11月4日にリリースされたBump of Chickenの26枚目のシングルです。ポケットモンスターとコラボした特別なMV『GOTCHA!』のテーマソングにもなっています。
初心者の人でもこの曲を演奏できたら楽しいですよね。動画と楽譜でポイントを確認していきましょう。
『アカシア』簡単ドラムデモ演奏動画
それでは各セクションごとに見ていきましょう。見出しにデモ演奏動画の時間を書いておきますので、動画を見る際の参考にして下さい。
各セクションごとの解説
Intro(デモ演奏動画2:27~),A1(デモ演奏動画2:52~),B1(デモ演奏動画0:00~),
Introは特にドラムはないのでお休みです。
A1ではハイハットハーフオープンの8分音符です。ここではハイハットを開きすぎないように気をつけましょう。開きすぎてしまうと上のシンバルしか鳴らなくなってしまい、いまいちカッコよくありません。上下のハイハットシンバルがぶつかり合うくらいの開き幅で演奏しましょう(画像1)。9小節目からはベースドラムが4分音符で入ります。
B1は最後の小節で2拍目まで打ち、3,4拍目は休みになります。3拍目の頭を打ってしまわないように気をつけて演奏してください(画像2)。
サビ1(デモ演奏動画3:34~)
サビ1では偶数小節の4拍目にスネアが入ります。3拍目に打ってしまいやすいので気をつけましょう(画像3)。動画の6:58~で解説しています。
2カッコのFill-inでは手順に気をつけます。3拍目はRRL、4拍目はRLRLで打つと繋がりがいいのでオススメです(画像4)。動画の9:24~で解説しています。
サビの終わりは力強くクラッシュシンバルを鳴らしましょう。クラッシュシンバルとベースドラムを同時に鳴らそうとすると、ベースドラムのタイミングが早くなってしまうことがよくあります。しっかり同時に打つように気をつけてくださいね(画像5)。
A2(デモ演奏動画4:08~),サビ2(デモ演奏動画4:49~)
A2のリズムパターンは2拍目、4拍目にスネアが入ります。左手スネアと右足ベースドラムをしっかり揃えるようにしましょう(画像6)。動画の11:02~で解説しています。
2段目4小節目のFill-inはどのような手順で打ってもらっても大丈夫です。リズムには気をつけましょう。3拍目の16分音符1,4個目と4拍目16分音符3個目と同じタイミングです(画像7)。動画の13:40~で解説しています。
C(デモ演奏動画5:30~),サビ3(デモ演奏動画5:44~)
ここではCの最後の2小節を確認します。1小節目は2,4拍目のスネアにクラッシュを合わせて、強めのアクセントにしましょう。2小節目はRLRでスネア2打からハイハット、2拍目にスネアとフロアタムを同時打ちです。その後の3拍目は休みで4拍目にスネアを16分音符で4打入れます。3拍目の休みをしっかり感じとるようにしてください(画像8)。動画の17:54~で解説しています。
サビ3最後の2小節も同じような形になります。
Ending(デモ演奏動画6:11~)
ここまでお疲れ様でした。最後の2小節を確認しましょう。
ここは右手をクラッシュに持っていき、4分音符で力強く打ちます。最後の小節は4拍目にスネアとフロアタムを入れてビシッと締めましょう(画像9)。動画の20:01~で解説しています。
まとめ&楽譜ダウンロードはこちら
今日の記事ではBump of Chicken『アカシア』の簡単ドラムを紹介しました。リズムパターンは演奏しやすいものなので、主にFill-inのリズムや手順に気をつけて取り組んでみてください。
動画の中でポイントの解説もしていますので、参考にしてくださいね。
楽譜のダウンロードはこちら
https://tomo-drum.com/drumscore/acacia.pdf
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動画内で使用している機材はこちら
動画内で使用しているオススメの機材について紹介します。各商品の画像をクリックすると国内最大級の楽器オンラインショップ『サウンドハウス』さんの商品ページに飛びます。多くのミュージシャンが利用するショップですので、安心してお買い求め下さい。対応、発送なども非常に丁寧で速いですよ。
電子ドラム:ATV aDrums Expanded Set
値段は高いですが、音がとても良いです。ATVストアというお店で、楽器の音を太鼓/シンバル別にダウンロード(購入)出来るのが大きな特徴。各太鼓を全て別のメーカーの音にするといった生ドラムでは難しい贅沢も出来ちゃいます。メトロノームなどの練習機能はついていないので、注意が必要です。
ペダル:dw9002PC
このdw9000シリーズの動きの滑らかさはとにかく素晴らしいです。このペダルを踏んだら他のペダルが踏めなくなるといっても大袈裟ではないくらい。値段は高いですが思い切って購入して長く大切に使える、そんな素晴らしい1台です。
ハイハットスタンド:DW5500d
dwと言う事でハイハットスタンドも動きが滑らか。フットボードが意外に短い(足が大きい人は大変かも)点と、重量がある点(持ち運びが大変)は注意が必要です。
スティック:Vic Firth 5AN
程よい太さ、程よい重さで扱いやすく、チップがナイロンなので欠けないと言うメリットも。持った感覚、振った感覚は人それぞれですがスティック選びに迷われている方は一度手にとってみて下さい。オススメです。
※動画内ではこの5ANの沼澤さんモデルを使用しています。
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