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キタニタツヤ『青のすみか』簡単ドラムにチャレンジ!

簡単ドラム
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皆さんこんにちは、ドラム講師の片平です。今日の記事は簡単ドラム。キタニタツヤ『青のすみか』にチャレンジしてみましょう。

キタニタツヤ『青のすみか』

『この曲を演奏してみたいけど、原曲のままだと難しい…』。そんな悩みを解決する為に、この記事では演奏しやすくアレンジをしたバージョンを紹介します。今までドラムレッスンや動画のために何百という曲のドラムをアレンジしてきましたのでお任せください!

この記事に書いてある事
  • 『青のすみか』ってどんな曲?
  • 各セクション毎の演奏ポイント(動画、楽譜付き)
  • 楽譜のダウンロードリンク
  • 動画内で使っている機材の紹介

難しい曲でも1つずつ取り組めば大丈夫。それでは早速見ていきましょう。

『青のすみか』ってどんな曲?

『青のすみか』は2023年7月19日に発売されたキタニタツヤの2作目のEP。

※EPとは…シングルよりは長くアルバムよりは短い、その中間くらいの長さの音楽作品。

TVアニメ『呪術廻戦』「懐玉・玉折」の主題歌。ミュージックビデオも公開から3ヶ月で2,300万再生を超える大ヒットとなっています。こちらのサイトで歌詞の考察がされているので、是非ご覧ください。

それではまず動画で確認してみましょう!

まずは動画で確認しよう

『青のすみか』簡単ドラム

それでは各セクション毎に見ていきましょう。見出しにデモ演奏動画の時間を書いておきますので、動画を見る際の参考にして下さい。

各セクション毎に見ていこう

Intro(デモ演奏動画0:00~)

まずはIntroから。

Intro

ここでは2箇所、確認します。ドラムは2小節目から入り3,4拍目でハイハットオープン+スネアを打つのですが、その閉じるタイミングに気をつけましょう。3小節目の頭で左足を踏み、ハイハットの音を切ります。ハイハットは音の長さを調整しやすい楽器です。しっかり音の長さを意識して演奏する事が大切になります。

そしてもう1箇所。Intro最後の小節は2拍です(4分の2拍子=1小節に4分音符2拍)。この後のAセクションの頭でクラッシュシンバルが来るので、ここのカウントを間違えてしまうと大変な事に…。しっかり2拍で数えて、次のクラッシュシンバルへ繋げましょう。

A1(デモ演奏動画0:09~)

次にA1です。

A1

ここでも2つのポイントについて確認しましょう。まず1つ目は1段目3~5小節。ここは1拍目にハイハットとベースドラムを打ったら、次のハイハットオープンは4拍目です。しっかり2,3拍目を数えるようにしましょう。

4小節目は最初の2拍が休みで3拍目裏にタム、4拍目にフロアタムという流れ。そして5小節目頭でベースドラムを踏みます。4小節目のタムが裏拍から入るので、タイミングがずれない様に気をつけたい所。裏拍で入れるようにしっかり表拍(3拍目)を感じ取ってくださいね(画像1)。

画像1

次に7~9小節目です。最初の2小節はベースドラムでのクレッシェンド。だんだん音を大きくしていくので、1音目が大きくなってしまわない様に気をつけます。ベースドラムのボリュームコントロールは難しいですから、普段から意識して小さい音でも鳴らせるようにする意識が必要です。

そしてここの最後の小節は1拍目が休みになります。間違ってここでドカーンと音を出してしまわないように注意。2拍目のクラッシュから入り、その後はベースドラムとハイハットの交互打ちです。この交互打ち、気がついたら同時打ちになってしまいがちなので、注意して演奏してください(画像2)。

画像2

B1(デモ演奏動画0:34~)

次はB1です。

B1

Point3ですがここはFlam(フラム)を使って打っていきます。左右どちらが先でも大丈夫ですが、タイミングが同時にならない様に気をつけて打ちましょう(画像3)。

画像3

Point4は3連符の入るタイミングに注意。小節の4拍目から次の1拍目にかけて3連符が続きます。小節を跨ぐ形でフレーズが続くので気をつけましょう。そしてその後、2拍目のクラッシュは打ったら音を止めます(ミュート)。フレーズをビシッと締めましょう(画像4)。

画像4

サビ1(デモ演奏動画0:48~)

サビ1を見ていきましょう。

サビ1

まずPoint5から。いつもお馴染みのドッツータッツーです。このパターンは両足を同時に踏むというのが大切。その上で手をRLRで打つと出来上がります。詳しくはこちらの動画で解説しているので参考にしてください。

ドッツータッツーはこちらの動画で

次はPoint6。ここはスネアのタイミングに気をつけます。楽譜をよく見ると2つ目のスネアが4拍目の裏に来ていて、ハイハットと一緒に打つことになります。ですのでここは両足→両手という動きになるので注意しましょう(画像5)。

画像5

あともう1つ、Point7です。ここは色々盛りだくさん。まず最初の小節から2小節目2拍目までのFill-inを確認しましょう。スネアの連打から次のフレーズ、両手→右→左→右の動きを繰り返します。そして2小節目2拍目でハイハットオープン+スネア、それを2拍目裏で音を切ってください。Introで解説したようにハイハットの音を切るタイミングを意識する事は大切です。ここでも大事にしましょう。

そしてその後4拍目裏のクラッシュからドッツータッツーへ繋ぎます。1拍目裏でハイハットオープンを打ち、その後の2拍目で左手スネアと両足を同時に打ちます。ここの入り方が曖昧になりやすいので気をつけてください(画像6)。

画像6

A2(デモ演奏動画1:26~)

次はA2です。

A2

ここでは1箇所だけ確認します。Point8はリズムに気をつけたいところ。音符と音符の間隔が大きくなるのでどこが拍の頭なのかをしっかり感じ取りましょう。特に2小節目の頭は8分音符1つ分の休符が入るので要注意です(画像7)。

画像7

C(デモ演奏動画1:51~)

曲も終わりに近づいてきました。Cです。

C

ここのPoint9はA1で確認した手足の交互打ちです。今回はハイハットを開かなくてはいけないので両足と右手の交互打ちになります。ここでも手足が一緒になってしまわない様に気をつけましょう。

サビ2(デモ演奏動画2:32~),Ending(デモ演奏動画2:57~)

ここまでお疲れ様でした。それでは最後にサビ2とEndingをまとめて確認します。

サビ2,Ending

まずはサビ2最後のPoint10から。ここは16分音符のFill-inから4拍目の裏でクラッシュが入ります。クラッシュのタイミングがずれてしまわない様に、まずはゆっくりフレーズの確認をする事から始めてください。その次の小節は1拍目裏、2拍目とクラッシュを打ってビシッと止まりましょう(画像8)。

画像8

最後にPoint11です。ここではPoint10と同じように4拍目の裏にクラッシュが入ります。その後で2小節目1拍目の裏からスネア+フロアタム、3拍目からFill-inが入り、また4拍目の裏にクラッシュが入って終わります。連続して小節を跨ぐことになるので“1拍目がどこなのか”をしっかり感じ取りながら演奏する事が大切です(画像9)。

画像9

まとめ&楽譜ダウンロードはこちら

本日の記事は如何でしたでしょうか?人気アニメの主題歌はかっこいい曲ばかりで演奏したくなりますよね。この曲が気になっていた皆さん、記事を参考にチャレンジしてみてくださいね!

楽譜のダウンロードはこちら

https://tomo-drum.com/drumscore/aonosumika.pdf

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動画内で使用している機材はこちら

動画内で使用しているオススメの機材について紹介します。各商品の画像をクリックすると国内最大級の楽器オンラインショップ『サウンドハウス』さんの商品ページに飛びます。多くのミュージシャンが利用するショップですので、安心してお買い求め下さい。対応、発送なども非常に丁寧で速いですよ。

電子ドラム:ATV aDrums Expanded Set

値段は高いですが、音はとても良いです。ATVストアと言うお店で、楽器の音を太鼓/シンバル別にダウンロード(購入)出来るのが大きな特徴。各太鼓を全て別のメーカーの音にするといった生ドラムでは難しい贅沢も出来ちゃいます。メトロノームなどの練習機能はついていませんので、注意が必要です。

aDrumsはアコースティック楽器のサウンド、サイズ感、タッチを極限まで再現した電子ドラムセット。充実したキット構成は、その存在感とプレイアビリティにより幅広いシーンをカバーする。

ペダル:dw9002PC

このdw9000シリーズの動きの滑らかさはとにかく素晴らしいです。このペダルを踏んだら他のペダルが踏めなくなるといっても大袈裟ではないくらい。値段は高いですが思い切って購入して長く大切に使える、そんな素晴らしい1台。

究極に軽いアクションを追求したフリーフローティングローターを採用したDWキックペダルの最高峰。カムをターボからアクセレータまでレンチ1本で簡単に調節でき、幅広いプレイスタイルに対応し、発売以来人気No.1の座を不動のものとしています。

ハイハットスタンド:DW5500d

dwと言う事でハイハットスタンドも動きが滑らか。フットボードが意外に短い(足が大きい人は大変かも)と言う点と、重量があると言う点は注意が必要です。

抜群の安定性を誇るDWの3レッグハイハットスタンド、「5500D」シンバルシートの側面にあるナイロン製のウィングナットを調節することで、ボトムハイハットの角度を手軽に調整することが可能。全てのジョイント部にメモリーロックが搭載されているので、好みの高さへの調節がいとも簡単にできます。また三脚は回転可能なので、ツインペダル利用時にストレスなくセッティングすることができます。

スティック:Vic Firth 5AN

程よい太さ、程よい重さで扱いやすく、チップがナイロンなので欠けないと言うメリットも。持った感覚、降った感覚は人それぞれですがスティック選びに迷われている方は一度手にとってみて下さい。オススメです。

VIC FIRTH(ヴィックファース)のドラムスティック、ヒッコリー、ナイロンチップ、アメリカンクラシック、14.4x407mm、1ペア

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