皆さんこんにちは、ドラム講師の片平です。今日の記事は簡単ドラム。MONGOL800『小さな恋のうた』にチャレンジしてみましょう。
『小さな恋のうたを演奏したいけど、原曲のままだと難しい…。』そんな悩みを解決する為に、この記事では初心者の方も演奏しやすいアレンジをした簡単ドラムバージョンを紹介します。今までにレッスンや動画のために何百という曲のドラムをアレンジしてきましたのでお任せください!
難しい曲でも1つずつ取り組めば大丈夫。それではさっそく紹介します。
『小さな恋のうた』ってどんな曲?
MONGOL800『小さな恋のうた』は2001年9月にリリースされたアルバム『MESSAGE』に収録されている、バンドの顔とも言える曲です。数多くのアーティストにカバーされています。
こちらのサイトで歌詞を見ることができます。
リリースされてから20年以上が経っても、たくさんの人に演奏される『小さな恋のうた』。ドラムを始めたばかりの人も、バンドを始めて組むという人もこの記事を参考にチャレンジしてみてください!
『小さな恋のうた』簡単ドラムデモ演奏動画
それでは各セクションごとに解説します。見出しにデモ演奏動画の時間を書いておきますので、動画を見る際の参考にして下さい。
各セクションごとの解説
A1(デモ演奏動画0:00~)

まずは曲のテンポについてです。『小さな恋のうた』ですが、曲の始まりと終わりでテンポが違います(リピート再生してもらえれば違いを感じられるはず)。出だしは♩=220くらいですが終わりの頃には♩=240くらいの速さです。
あまり細かくは気にせずにバンドで演奏する中で盛り上がって速くなってもOK!くらいの気持ちで練習してみてください。結果的にずっと同じくらいのテンポになってしまっても大丈夫です。
ではフレーズを確認していきます。最初のクラッシュシンバルですが、ここはシンバルを打った後に手で止めて音を短く切りましょう。楽譜の上についている小さい点はスタッカートと呼ばれるもので、音を短く切るという記号になります(画像1)。

2拍目以降、動画ではスティックでハイハットを打っていますが実際の曲は左足でハイハットを踏んで鳴らしています。余裕があれば下の動画を参考にやってみてください。脚ごと持ち上げてつま先側で踏むことで歯切れの良い音を出すことができますよ!
2段目はベースドラムを4分音符で踏みます。1音1音をしっかりと、曲の土台を作るつもりで踏みましょう。「しっかりした音が鳴らない」という人は下の動画を参考にしてみてください。
A2(デモ演奏動画0:20~),B1(デモ演奏動画0:37~)

A2で出てくるリズムパターンが小さな恋のうたで一番よく使われるものです。原曲では3拍目のベースドラムが2打ですが、演奏しやすいように1打に変えています。1,3拍目は右手と右足を一緒に、2,4拍目は右手と左手を一緒に動かす練習をしましょう(画像2)。

Bに入るとリズムパターンの形は同じですが、右手がライドシンバルでの演奏です。同じリズムパターンでもハイハットではできるけど、ライドシンバルになると…ということも結構あります。ライドシンバルでも演奏できるように練習しましょう。
サビ1(デモ演奏動画0:49~)

サビ1は特に新しい要素はありません。1段目は右手ライドシンバルでリピートマークがあるので2回繰り返しです。2段目以降は右手をハイハットオープンにします。
また、最後の小節でシンバルを止めるところがあります。タイミングを間違えないように、曲をしっかり聴いて確認してください。「ひびけ こいのうた」の「う」でビシッと止めましょう!
A3(デモ演奏動画1:21~)

A3ではリズムパターンがガラッと変わります。ずっと2,4拍目で打っていた左手スネアを3拍目に打ちましょう。テンポそのものは変わらないのですが、スネアを3拍目にすることによりテンポが半分になったように聞こえます。ハーフタイムフィールと呼ばれるので覚えておくといいですよ(画像3)。

B2(デモ演奏動画1:45~),サビ2(デモ演奏動画2:01~)

B2はB1と長さが異なります。ライドシンバルからハイハットに切り替えるタイミングが違うので、どのタイミングで切り替わるかを曲を聴いてしっかり確認しましょう。
また、サビ2も長さが違います。最後にクラッシュからスネアのフィルインが入るタイミングを確認することが大切です。B2、サビ2ともに感覚だけで演奏すると長さを間違いやすいので、歌のどのタイミングでフレーズが変わるかに気をつけて演奏してくださいね。
C(デモ演奏動画2:37~)

ここでは1段目でクロススティックという打ち方をします。楽譜のバツ印で書かれている部分です(画像4)。

クロススティックの打ち方については、こちらの動画で解説しているので参考にしてください。
2段目についてはA3のパターンをハイハットオープンで演奏すればOK。最後のフィルインはスネア2打からハイハットのオープンになります。
サビ3(デモ演奏動画2:52~)

これで最後のセクションです。ここまでお疲れ様でした。
サビ3で特徴的なのは2段目の右手がずっとクラッシュシンバルという点。曲の最後をガンガン盛り上げていきましょう(画像5)。

残すところは最後の2小節。ここでずっこけてしまうと、今までの演奏が台無しになってしまいます。「シンバル止める→ハイハット(オープン)→シンバル止める」という流れです。これをしっかり歌に合わせてビシッと決めましょう。歌のどの部分と重なるかは下の画像を参考にしてください(画像6)。

まとめ&楽譜ダウンロードはこちら
今日の記事ではMONGOL800「小さな恋のうた」の簡単ドラムをお届けしました。この楽譜のパターンでできるようになったら、リズムパターンの足を原曲の形(2連打)にして取り組んでみましょう。
また、バンドで演奏するときはあまりテンポのことは気にせずに、「速くなったら速くなったでいいや!」くらいの気持ちで会場を盛り上げることに焦点を当てるといいですよ。
シンプルで盛り上がる曲なので、ドラムやバンドを始めたばかりの人でもぜひチャレンジしてみてくださいね!
楽譜のダウンロードはこちら
https://tomo-drum.com/drumscore/chiisanakoinouta.pdf
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動画内で使用している機材はこちら
動画内で使用しているオススメの機材について紹介します。各商品の画像をクリックすると国内最大級の楽器オンラインショップ『サウンドハウス』さんの商品ページに飛びます。多くのミュージシャンが利用するショップですので、安心してお買い求め下さい。対応、発送なども非常に丁寧で速いですよ。
電子ドラム:ATV aDrums Expanded Set
値段は高いですが、音がとても良いです。ATVストアというお店で、楽器の音を太鼓/シンバル別にダウンロード(購入)出来るのが大きな特徴。各太鼓を全て別のメーカーの音にするといった生ドラムでは難しい贅沢も出来ちゃいます。メトロノームなどの練習機能はついていないので、注意が必要です。
ペダル:dw9002PC
このdw9000シリーズの動きの滑らかさはとにかく素晴らしいです。このペダルを踏んだら他のペダルが踏めなくなるといっても大袈裟ではないくらい。値段は高いですが思い切って購入して長く大切に使える、そんな素晴らしい1台です。
ハイハットスタンド:DW5500d
dwと言う事でハイハットスタンドも動きが滑らか。フットボードが意外に短い(足が大きい人は大変かも)点と、重量がある点(持ち運びが大変)は注意が必要です。
スティック:NOVA 7AN
NOVAはVic Firthの2ndブランド商品です。残念ながら厳しい検品で引っかかってしまい、Vic Firthブランドとして売れない商品をNOVAブランドとして売っています。そのためお買い求めやすい価格なのが嬉しい点。Vic Firth 7ANとの比較はこちらの記事で紹介していますので参考にしてください。
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