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supercell『君の知らない物語』の簡単ドラムにチャレンジ!

簡単ドラム
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皆さんこんにちは、ドラム講師の片平です。今日の記事は簡単ドラム。supercell『君の知らない物語』にチャレンジしてみましょう。

supercell『君の知らない物語』

“人気曲を演奏してみたいけど、原曲通りだと難しい…”そんな悩みを解決する為に、この記事では初心者の方も演奏しやすいアレンジをしたバージョンを紹介します。

この記事に書いてある事
  • 『君の知らない物語』ってどんな曲?
  • 各セクション毎の演奏ポイント(動画、楽譜付き)
  • 楽譜のダウンロードリンク
  • 動画内で使っている機材の紹介

難しい曲でも1つずつ取り組めば大丈夫。それでは早速見ていきましょう。

『君の知らない物語』ってどんな曲?

『君の知らない物語』は2009年8月12日にリリースされた曲です。14年も前にリリースされた曲ですが、今も人気があり沢山の人にカバーされています。

こちらのサイトで歌詞について考察されていますので、是非読んでみてください。

では動画で確認していきます。

まずは動画で確認しよう

簡単な『君の知らない物語』

それでは各セクション毎に見ていきましょう。見出しにデモ演奏動画の時間を書いておきますので、動画を見る際の参考にして下さい。

各セクション毎に見ていこう

Intro(デモ演奏動画1:17~)

まずはIntroからです。

Intro

ここでは2つのPointについて確認します。まず一つ目は色々な曲で使われるハイハットオープンクローズのパターンです。

画像1

楽譜には書かれていませんが両足を同時に踏む事でこのハイハットオープンクローズの形になります。その上で手をRLRで打ちましょう。2,4拍目は左手(スネア)と右足(ベースドラム)が重なります。この左手と右足、意外に揃えるのが難しいので気をつけて演奏しましょう(画像1)。動画7:10~で解説しています。

また、このパターンについてはこちらの動画でも解説していますので、参考にしてみてください。

Official髭男dism「イエスタデイ」でドッツータッツーを覚えよう!!

次に2個目のPointです。

画像2

このフレーズは拍を跨いで同じフレーズを繰り返しているので、しっかりカウントを取ることが大切。特に1小節目の3拍目、2小節目の1拍目を見失わないようにしてください。また最後のハイハット2打は共に裏拍に入ります。その間にある3拍目もしっかり感じ取るようにしましょう(画像2)。動画8:50~で解説しています。

A1(デモ演奏動画1:52~),B1(デモ演奏動画2:30~)

次はA1とB1をまとめて見ていきましょう。

A1,B1

ここは特に難しい要素はありません。B1最初の3小節はスネアを3拍目に打つので注意しましょう。

サビ1(デモ演奏動画2:30~)

最初のサビです。

サビ1

ここでは2つのPointを確認していきましょう。まずはPoint3の最初のリズムパターンから。

画像3

赤枠で囲んだところですが右手1打に対して右足2打になります。このパターンですがどうしても右手が釣られて右足と同じように2回打ってしまいがちです。ここは右手が釣られてないか気をつけて取り組んでください(画像3)。動画9:55~で解説しています。

次にPoint4のFill-inを確認します。

画像4

ここではタイミングをしっかり確認しましょう。1小節目はクラッシュとスネアを同時に3回打ちます。それぞれのタイミングですが1打目…1拍目、2打目…2拍目と3拍目の間、3打目…4拍目になります。2打目が拍と拍の間に入るので気をつけましょう。

2小節目は1拍目にクラッシュとベースドラム、そして2拍目の頭にスネアを入れた後で2拍目と3拍目の間、そして3拍目と4拍目の間にハイハットとベースドラムが入ります。ここは3拍目、4拍目をしっかり感じ取るようにしましょう(画像4)。動画10:47~で解説しています。

A2(デモ演奏動画3:05~),B2(デモ演奏動画3:31~)

次にA2とB2です。

A2,B2

ここでは2段目のフレーズについて確認します。

画像5

Introのフレーズ(Point1)で解説したのと同じように、ここは楽譜に書いてないですが両足を同時に踏む事でこのフレーズが出来上がります。両足と右手の交互打ちですね。これを8小節続けなければならないのですが、油断をすると手足が同時になっていたりするので、その点に気をつけて取り組みましょう(画像5)。動画12:06~で解説しています。

サビ2(デモ演奏動画3:43~)

2回目のサビです。

サビ2

ここで確認したいのは3段目最初のPoint6。サビ1で解説したPoint4に似ていて、更に伸ばした形になっています。

画像6

1小節目はPoint4と全く同じで、2小節目の1拍目をまたぐので注意が必要です。2小節目最初のクラッシュとスネアは1拍目と2拍目の間に入ります。それを正確に打つ為に2小節目の1拍目をしっかり感じ取るようにしましょう。その直前の1小節目4拍目にアクセントが入っているので、それに引っ張られて1拍目を見失わないように気をつけてくださいね(画像6)。動画12:48~で解説しています。

C(デモ演奏動画4:18~),間奏(デモ演奏動画4:45~),D(デモ演奏動画5:12~)

ここではC,間奏,Dの3セクションを一気に確認しましょう。

C
間奏,D

この3セクションは特に細かく確認する所はありません。Cの最後で4分の2拍子の小節がある事、間奏の2段目は1段目のパターンの右手をフロアタムで演奏する事に気をつけて貰えれば大丈夫です。動画14:12~で解説しています。

サビ3(デモ演奏動画5:34~)

最後のサビにいってみましょう。

サビ3

ここではPoint6,7の2つについて確認していきます。共に8分音符の3つ割フレーズになっています。

画像7
画像8

この様な3つ割フレーズの場合、カウントとアクセントにズレが生じます(画像の赤数字がカウント、青記号がアクセント)。その際にどうしても拍を見失ってテンポが狂ったり周りとズレてしまったりするので、メトロノームを使ってどこが4分音符(1,2,3,4)なのかをしっかり確認しながら練習する事が大切です(画像7,8)。ゆっくり丁寧に取り組んで下さい。動画14:56~で解説しています。

Ending(デモ演奏動画6:39~)

お疲れ様でした。Endingです。

Ending

ここでは曲の最後を確認します。

画像9

まず2小節目のクラッシュですが、3拍目に入ります。1小節目の最後の8分音符で止まった後にしっかり1,2拍目を感じ取るようにしましょう。3拍目のクラッシュの上についているマークは『フェルマータ』です。十分に伸ばした後で最後のフレーズに入ります。

最後のフレーズは右→左→右→足の順番で打つのですが、最後の右手と右足がゴチャっとなってしまう事があります。1打ずつしっかり音を分けて鳴らすようにしてください。曲の最後で特にテンポは決まっていないので、ゆっくり1打1打を丁寧に打つようにすると良いですよ(画像9)。動画15:46~で解説しています。

まとめ&楽譜ダウンロードはこちら

本日の記事は如何でしたでしょうか?拍を跨ぐフレーズが多く、カウントをしっかり取ることの大切さを痛感させられる曲ですね。どんなフレーズでもそうですが、メトロノームをつけてカウントをしながら丁寧に取り組む様にしましょう。

楽譜のダウンロードはこちら

https://tomo-drum.com/drumscore/kiminoshiranaimonogatari.pdf

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動画内で使用している機材はこちら

動画内で使用しているオススメの機材について紹介します。各商品の画像をクリックすると国内最大級の楽器オンラインショップ『サウンドハウス』さんの商品ページに飛びます。多くのミュージシャンが利用するショップですので、安心してお買い求め下さい。対応、発送なども非常に丁寧で速いですよ。

電子ドラム:YAMAHA DTX6KXFRHS※動画内のものと多少モデルが異なります

YAMAHA電子ドラムの良さというと”安定感”ではないでしょうか。音であったり叩き心地であったりに癖がなく、初心者の方にも使いやすいです。私が動画内で使っているものは生産終了になり、その後継モデルとしてこちらが出ています。音源をコントロールするモジュールという機械が変わっています。

DTX6シリーズ「DTX6K-XFS」に、フットスイッチ式のハイハットが追加されたお得なキット。
著名なスタジオでサンプリングされた本物のサウンドとアンビエンス。直感的にサウンドメイクが可能なKIT MODIFIERノブを搭載したDTX-PROモジュール。TCSヘッドや3Zone機能を採用し、コンパクトながら高い機能性と優れた打感を実現したパッド。
演奏を楽しみたい全てのドラマーに推奨するDTX Drumsのハイコストパフォーマンスモデルです。

ペダル:dw9002PC

このdw9000シリーズの動きの滑らかさはとにかく素晴らしいです。このペダルを踏んだら他のペダルが踏めなくなるといっても大袈裟ではないくらい。値段は高いですが思い切って購入して長く大切に使える、そんな素晴らしい1台。

究極に軽いアクションを追求したフリーフローティングローターを採用したDWキックペダルの最高峰。カムをターボからアクセレータまでレンチ1本で簡単に調節でき、幅広いプレイスタイルに対応し、発売以来人気No.1の座を不動のものとしています。

ハイハットスタンド:DW5500d

dwと言う事でハイハットスタンドも動きが滑らか。フットボードが意外に短い(足が大きい人は大変かも)と言う点と、重量があると言う点は注意が必要です。

抜群の安定性を誇るDWの3レッグハイハットスタンド、「5500D」シンバルシートの側面にあるナイロン製のウィングナットを調節することで、ボトムハイハットの角度を手軽に調整することが可能。全てのジョイント部にメモリーロックが搭載されているので、好みの高さへの調節がいとも簡単にできます。また三脚は回転可能なので、ツインペダル利用時にストレスなくセッティングすることができます。

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