皆さんこんにちは、ドラム講師の片平です。今日の記事は X JAPAN『紅』の4小節ドラムソロ。ドラムをやっていて「このソロをやってみたい!」と思ったことがある人も多いのではないでしょうか?動画と楽譜で解説しますので、この記事を参考にチャレンジしてみましょう。
それでは早速見ていきましょう。
まずは動画で確認
こちらの動画で演奏しながら解説しています。記事を読むときの参考にしてください。
1小節ごとに確認しよう
4小節全体の楽譜はこのようになっています。
それでは1小節ずつ確認していきましょう。
1小節目
1小節目はリズムパターンが土台となっているフレーズです。
①…1拍目と2拍目の間に入ってくるベースドラムに気をつけてください。手がつられてしまいやすいので、右手→右足→両手の組み合わせを練習するといいです。
②…3拍目は手でRLR。1打目の右手はベースドラムと一緒で、2打目の右手の後にもベースドラムが入ってきます。右手と一緒にベースドラムを打つのか、そうでないのかをしっかり意識しましょう。
③…最後に足が2打入ります。ここは両足でRLの順番になりますが、シングルペダルの連打でも対応可能です。
2小節目
ここでは2,3拍目のフレーズがポイントです。
④…2,3拍目はRLRから両足でRLになります。手順はRLRを守るようにしてください。左手をタムに持っていくことを意識してみましょう。そのあとの両足RLは32分音符で入れます。音の間隔が短いですが、1音1音をしっかり発音することでパワーが出ます。リズムが曖昧にならないように注意が必要です。
3小節目
3小節目は1小節目とほとんど同じです。
⑤…1拍目が3拍目と同じフレーズになります。1小節目の②で解説した点に気をつけて取り組みましょう。
4小節目
4小節目は最後を格好よく魅せましょう。
⑥…ここは1小節目の③と同じで両足でRLになります。右手1打のクラッシュに対して足2打を入れましょう。
⑦…最後のクラッシュはRLで打つと派手で格好よく見えます(ご本人もこの様に演奏している)。左手と右足のベースドラムを合わせるのは意外に難しいので、ずれないようにしっかり合わせます。
全体を通して
全体を通しては2小節目の4拍目から3小節目への流れを気をつけましょう。3小節目の頭からではなく、2小節目の4拍目からリズムパターンが続いていきます。2小節4拍目→3小節1拍目を滑らかに繋げるといいです。
まとめ&楽譜ダウンロードリンク
今日の記事はいかがでしたか?紅の全体は演奏できなくても、この4小節ソロだけはチャレンジしてみたいという人もいるはず。この記事を参考にチャレンジしてみてください。他の曲でも使う要素が入っているので、上達に繋がりますよ。
楽譜のダウンロードはこちら
https://tomo-drum.com/drumscore/kurenaisolo.pdf
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