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ツインペダルのエントリーモデル『TAMA HP200PTW』の調整機能や踏み心地をレビュー

楽器レビュー
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皆さんこんにちは、ドラム講師の片平です。ドラムを始めてからしばらく経つと

「ツインペダル欲しいな〜買おうかな〜」

と思う事ってありませんか?しかしツインペダルは高価。色々なドラムメーカーが製造していますが、それぞれの上級モデルとなると4~5万円は当たり前。更に高いやつだと10万円越えも。なかなか買うのも躊躇してしまいますよね。

実は私、高校生の頃に値段に負けて怪しいメーカーの激安ツインペダルを買いまして、物凄く後悔をしました。踏みづらいのなんのって…。

そうなると、「やっぱり上位機種を買った方が良いのかな…でも予算が…」と気になる所ですよね。でもご安心ください。今日はそんな皆さんにオススメ出来る、ドラムメーカーTAMAのエントリーモデル『HP200PTW』(サウンドハウスで税込18,500円:2022年10月現在)について調整機能や実際に使ってみての使用感を記事に纏めました。ツインペダルが欲しいけど、予算が…という方は記事を読んで購入の参考にして下さい。

TAMA HP200PTW

5つの調整機能について

TAMA HP200PTWの調整機能は5つあります。動画と併せて確認していきましょう。

↓↓↓この動画が面白ければチャンネル登録を是非↓↓↓

デュアルビーター(動画3:00~)

HP200PTWのビーターはフェルト面とプラスチック面の2種類が使えます。素材の特徴が音に出てきてフェルトだと柔らかい音に、プラスチックだとアタックが強い音になります。例えばポップスをやりたい時にはフェルト、メタルでバチバチ鳴らしたい時にはプラスチックと、同じペダルでも具合で状況に応じて使い分けが可能です。

スプリングテンション(動画3:30~)

スプリングテンションはどんなペダルでも調整出来るものの一つ。この調整でペダルの踏み心地やビーターの返り具合が変わります。スプリングを伸ばせば伸ばす程、踏むのが大変になりますがビーターの返りは速い。メタルなどで速い両足の連打をするドラマーはスプリングテンションが強い場合が多いです。上位機種ではこのスプリングを引っ掛ける部分にベアリングが入り、動きがより滑らかになります。

フットボード、ビーターアングル(動画5:18~)

このアングル調整が上位モデルと大きく異なってくる部分です。HP200PTWではどの様な調整が出来るのかしっかり確認しましょう。このペダルでは

右足側はビーター、フットボードアングル(角度)が連動して調整可能

左足側はビーター、フットボードアングル(角度)が独立して調整可能

となっています。詳しくは上の動画をご覧下さい。

上位機種だと左右どちらのペダルも独立して調整可能ですがHP200PTWは右足側が連動となっていて、フットボードアングルを変えればビーターアングルも変わってしまいます。上位機種だとフットボード、ビーターアングルそれぞれが独立して細かい調整が出来るので、ペダルを購入する時にしっかり検討しましょう。

ロッドの長さ(動画8:08~)

左右のペダルをつなぐロッドの長さを調整出来ます。1番長くすると約55cm、一番短くすると約37cm。自分の体型や演奏スタイルに合わせて左右のペダル幅を調整しましょう。これは上位機種と変わりません。

コブラコイル(動画9:59~)※別売りオプション

別売りになりますがコブラコイル(CC900S)をつける事も可能です。コブラコイルをつける事でフットボードの返りがアシストされ、より速い演奏を目指す事が出来ます。

実際の踏み心地は?

ここまで調整機能について説明してきましたが、やはり肝心なのは踏み心地。普段私はdw9000シリーズを使っているのですが、エントリーモデルであるHP200PTWの踏み心地はどうなのか。実際に使用してみての感想をdw9000と比較しながらお伝えします。
※あくまで私個人の感想となります。

踏み込み時の滑らかさ

踏み心地の点で一番気になったのが踏み込み時の滑らかさです。dw9000だとスッと踏み込めるのに対し、HP200PTWは多少の抵抗を感じます。(勿論、上位機種に及ばないのは承知です)おそらくスプリングを引っ掛ける部分の作りの違いでしょうか。TAMAのペダルは上位機種になるとこの部分にベアリングが搭載されており、1つ上のHP600シリーズからベアリングが装着されています。(下画像参照:画像はTAMA HP https://www.tama.com/jp/products/detail/hp900pwn.html より引用)

TAMAの上位機種

実は、このHP200ですがこのパーツをベアリング式のものに交換できるんです!

このパーツを交換するだけで動きが全く違う、とても滑らかなものになります。こちらの記事でパーツや交換方法を紹介しているので参考にしてください。

シングルチェーンによる遊び

カムとボード部分をつなぐチェーンがシングル(1本)なのでdw9000のダブルチェーンと比べると、フットボードの左右の遊びが大きくなります。特に2連打を打ち終わった時にペダルのブレが感じられます。遊びが好きな人はこれが心地良く感じられるかもしれません。人によってこの遊びの有る/無しは好みが分かれる所ですね。

シングルチェーン

左右の動きの差は?

私は左右ペダルの動きの差は特に感じませんでした。通常だと右足側のペダルに比べると左足側のペダルは抵抗が大きくなる(ロッドを介している為)のですが、演奏時には気にならず左右共に同じ感覚で踏めました。エントリーモデルでもしっかり作られています。

購入時の注意点:ケースがついていません

この点は注意が必要です。エントリーモデルという事もあり、持ち運び用のケースがついていません。段ボールにペダルが直接入った状態で送られてきます。大きいバッグなどに入れての持ち運びも可能ですが、ペダル同士がぶつかる事で傷がついたりしますので(私は学生の時に経験済み)、出来ればケースを購入する事をお勧めします。TAMA PBP210(税込6,560円)はTAMAの全てのツインペダルに対応した収納ケースです。商品について詳しくは記事最下部をご覧下さい。

結論:エントリーモデルとしては十分な性能!!

税込18,500円でこれだけの調整機能があり、この踏み心地であればエントリーモデルとして十分過ぎる性能。私はこのペダルでBABY METALのメギツネを演奏しました。それ位にコントロール出来るペダルです。勿論、上位機種に敵わない点は色々ありますが、予算の都合や最初の1台と考えている方にはオススメ。まずはこのペダルを暫く使ってみて、自分にとって足りない部分に気づいたらそれを補ってくれるモデルを探すのもいいですね。その間に次のペダルのために貯金とかもアリかも。

ツインペダルでドコドコ楽しみましょう!!

今日紹介した商品詳細、購入はこちら

今日の記事で紹介したTAMA HP200PTW、コブラコイル(CC900S)、ペダルケース(PBP210)は楽器専門オンラインショップ『サウンドハウス』にて購入可能です。多数のミュージシャンも利用する業界最安値のお店で、対応もとても丁寧です。下の画像をクリック(タップ)して頂くとサウンドハウスの商品ページに飛びますので気になった方は是非ご覧下さい。

TAMA HP200PTW 税込18,500円

TAMA(タマ)のバスドラム用ツインペダル、Iron Cobra 200。カムは上級機種であるIron Cobra 900シリーズにも採用されているパワーグライド形状を採用。素早いアクションと安定した踏み心地を実現。

コブラコイルCC900S 税込1,280円

■ドラムペダル用パーツ
■コブラコイル

ペダルケース PBP210 税込6,560円

TAMA(タマ)のツインペダル用ケース。TAMA現行モデル全てのツインペダルに対応します。
■ペダルケース
■ツインペダル専用
■サイズ:高さ 450mm x 幅 300mm x 奥行 200mm
■バックパック仕様

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